前回の記事から日があいてしまいましたが、
三重県民のアイデンティティ後編です。

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お詫びの観光ミニバス忍者号。通称カンチョー号。

 

 

東京に来ていまだ方言が抜けないせいで相変わらず「関西出身なの?」と言われております。しかし前回書いた通り、関西イントネーションで喋るものの三重県の立ち位置に悩み過ぎて「関西人です。」とはとても言えない!というわけで「関西出身?」と聞かれても「いいえ、三重です。」と答えるようにしていました。

心の声

まず「三重は関西じゃないんですよ~」と言うと返ってくる言葉、そしてそれに対する心の声を吐露させてください!

 

「え~三重って関西でしょ?」
だから関西じゃねぇって言ってんだろ!
こっちが違うって言ってんだから流してくれ!

「あ~wwwエセ関西だwwwwww」

一言も自分で関西って言ってねぇだろうが!

「三重なのに関西弁使ってんの?wwwwww」

私の育った地域は伊賀地方で三重の中でも北西部でいわゆる関西の県と隣接してるし関西のテレビが入るし、まぁイントネーションは関西のなまりですね。っていうか関西弁の定義って何なんですかね?関西がみんな同じ方言じゃないですしね?っていうかあなたの言う関西ってどこを指してるんですかね?

っていうか関西弁の定義って何ですかねぇ!?京都と大阪一緒にするなとか言うじゃないですか?和歌山も兵庫もそれぞれ独特の言いまわしありますよね?ねぇ何なんですかねぇ?

 

三重の方言

ちょっとスッキリしたところで三重の方言について考えてみましょう。

「三重ってそんな喋り方なの?」とよく聞かれます。まずですね、三重県に限らないと思いますが、全土が同じ言葉を使うわけではありません。ざっくり分けるとこんな感じ。

 

  • 伊賀弁→伊賀市、名張市

京阪神アクセント大阪系(ゴリゴリの関西弁に聞こえる)

  • 伊勢弁→桑名、四日市、鈴鹿、亀山、津、松阪、伊勢

(旧伊勢国が伊勢弁らしいので全部並べましたが、とはいえこれらも全部一緒とは思いがたいし、亀山は伊賀との境でもあるのでまた微妙そう)京阪神アクセント京都系(「あらへん」ではなく「あれへん」、語尾に「な」がつく)

  • 長島弁→長島町、木曽岬町

尾張弁からの影響で東京イントネーション。

  • 志摩弁→鳥羽、志摩

伊勢弁と混ざってきているらしく調べただけではうまく説明できませんでした

  • 紀州弁→尾鷲、熊野

和歌山の方言と同じとされるが和歌山県内でも尾鷲と熊野の間でも違いがあるとのこと

 

わかる範囲で言うと伊賀弁と伊勢弁はそれぞれ独自の言いまわしもあるし、加えて名古屋や東海の方言が入ってきます。例えば伊賀では「好きやに」とか「そうなん、を遭難のイントネーションで言う」はあまり無いです。でも「机つっといて」「ちんちん(熱い)」は言う。伊賀弁が関西色濃い目で伊勢弁はもうちょっと東海色強め。

 

でも調べてみると結構細かい区分があるのね…

高校の時の担任が尾鷲の人で「めっちゃなまってる!」といじってたなぁ。
その節はすみませんでした。

 


返答テンプレート

さて、続いては三重県民そして伊賀者が言われ過ぎてうんざりしている事に対する返答テンプレートを作成しました。これで心を無にして受け答えするんだ!


「三重県って何地方なの?」
→「あ~独立国家ですね。」

「へ~じゃあ忍者なんだ」
→「あ~それは言えないんですよ~☆」

「手裏剣投げれるの?」
→「投げられますよ。」(事実)

「忍者いるの?」
→「います。春は特に。」(事実)

「三重県ってwwwww何あるの?wwww」
→「伊勢神宮」


最後のは本当に気持ち良く黙らせることが出来ます。
本当によく「三重県って何があるの?」って半笑いで聞かれますけど、伊勢神宮を筆頭に、鈴鹿サーキット、長島スパーランド、なばなの里、鳥羽、熊野古道(一部)など行楽地(関西にしか通用しないのもあるけど)盛りだくさんだから!あと諸君がよだれを垂らして飛びつく松坂牛と伊勢海老もありますわな。

 

そうそう、三重県の観光キャンペーンのうたい文句は「実はそれ、ぜんぶ三重県なんです!」

どうもアピール不足ですみませんね。

 

色々言いましたけど

三重県の人は基本おだやかです。山も海も豊かな資源があるため余裕があり、さらに古くから全国からお伊勢参りにやってくる人々を受け入れてきたので柔軟な県民性だそうです。そういえば、俗に名古屋飯といわれる「天むす」も実は三重県が発祥。だけどそんな主張してないでしょ。そういうことです。

 

確かに田舎です。県庁所在地の津は全然発展してないし、サーティワンアイスクリームの駐車場ですら馬鹿でかい土地があまりまくっているようなところです。

 

 「NINJA」という世界に誇る観光資源があるのに「NINJAフェスタ」では町中に忍者のマネキンを配置しちゃうセンスのないちょっと抜けている愛すべき人たちです。しかも今年は何するのかな~ってググったら東京の上野でやってたイベントの方(もう終了してる)が先に出てくるし!さすがに何とかしてくれ!

「NINJAフェスタ」は4月4日から5月6日(の主に土日祝)伊賀上野でなんかやってます!


私たちは「三重県はエセ関西」「大阪の飛び地」「名古屋に隷属」とかいくら言われても表だって怒りません。慣れてるし!それに、各都道府県がうちには何がある、こんなすごいのがある、あっちよりもすごい、って言いあってても、へ~と聞いています。


まぁ確かに三重は地味だもんな。
でも天照大神おるしなぁ。と心の中で思いながら!


そう、いいかげんうんざりしすぎて三重県民のアイデンティティを失いかけていただけで怒ってないんだよ!ただアピールだけはさせてね!こんなブログ書いちゃうくらい自己主張の強い三重県民ですから!


でも「三重県ってどこにあるの~?」っていう人は小学校からやり直し!
(と強く言うためには群馬・栃木・茨城の並びと四国の並びは頭に入れておかないと)